2月27日、日中交流研究所が主催する第8回日本語作文コンクールにおいて、募集テーマが追加された。
今回追加されたのは「日中両国民が親近感を高めるための、私ならではの提言」で、既に発表されている「中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?」と併せて2テーマでの募集となる。
日本と中国はよく一衣帯水の関係と言うが、実際は、問題が山積し、緊張と摩擦が続くことが多い。この状況は、両国とも、隣国への親近感からお互いのことは分かって当然と考えてしまうため、互いの違いに、より怒りを強くするためではないだろうか。現在の日中関係は、隣国だからこその難しさ、とも言える。
では、日本と中国が親近感を高めるために、お互いにどうすべきか。中国の若者から、未来を背負う若い世代としての提言、大人たちへの苦言、未来への希望、夢など、様々な考えを募りたい。
前回までは、消費者として日本企業へ提言するテーマが続いていたが、今回募集する両テーマは、日本人が中国人の行動や考え方を正しく理解してくれるよう、促すものとなった。
第8回中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催し、日本国外務省と在中国日本国大使館などが後援、株式会社ドン・キホーテと朝日新聞社が協賛して行われている。今回の作文受付期間は5月7日~5月31日まで。詳細は次のページをご参照下さい。http://duan.jp/jp/2012.htm
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月27日