鳥取の温泉旅館が「妖怪」で客を誘致

鳥取の温泉旅館が「妖怪」で客を誘致。 温泉旅館の客室。壁一面にアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが描かれていたら、あなたは恐ろしく感じるだろうか…

タグ: 鳥取,温泉旅館,妖怪

発信時間: 2012-03-18 10:32:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の中国語サイト「新華僑網」は15日、「鳥取の温泉旅館が妖怪で観光客を誘致」という記事を載せた。以下は要約。

温泉旅館の客室。壁一面にアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが描かれていたら、あなたは恐ろしく感じるだろうか?

日本では、当地の文化的な名物を使って観光客誘致の施策がますます盛んになっている。鳥取県米子市は、境港市出身の著名な漫画家水木しげるさんを使って、伝統的な温泉文化に現代的なアニメ文化を融合させたビジネスを思いついた。

境港市生まれの水木しげるさんは「ゲゲゲの鬼太郎」で世界的作家となった。この漫画は何世代の人々を惹きつけている。境港市出身の水木しげるさんは、鳥取県を代表する人物になった。

米子市に皆生温泉というところがある。漁師が海水に温泉がわき出ているのを発見したのが起源で、「米子の裏玄関」と呼ばれている。塩を含んだ成分が注目されており、健康と美容の効果が高いと評判となった。長寿になれるとの評判から、多くの保養客が訪れている。美しい風景と温泉。さらに妖怪が加わることで、保養に訪れる人々を夢心地の世界にいざなう。

水木しげる作品の妖怪を利用することに関して、鳥取県は最も発言権がある上、経験も豊富だ。日本の伝統文化において、妖怪の話は子供を最も惹きつけるものである。日本の子供たち多くが、妖怪話で日本の伝統を知る。水木しげるの作品は、古くて分かりにくい伝統的な妖怪文学を分かりやすい漫画に置き換えることで、多くの人々に伝える役割を担っている。だからこそ皆生温泉の旅館で二つの部屋を使って「目玉おやじの旅館」をオープンさせると多くの客で賑わうことになる。部屋に入ると、猫女、ぬりかべ、一反木綿、ねずみ男など「鬼太郎」のキャラクターであふれている。気味が悪いと思う人でなければ、妖怪たちと一夜を過ごすのも悪くないはずだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月18日

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