最も人気のある花見スポット:東京と京都
東京都内で最も有名な花見スポットは上野公園で、桜の数は1200本以上。桜の季節には道の両脇に飢えられた桜の木の下に座り、宴会をしながら桜を楽しむ。ピーク時には昼夜を問わず行われ、夜にはライトで桜が照らされる。これもまた美しい風景である。北の丸公園には400メートルの千鳥ヶ淵の桜並木があり、満開時には桜のトンネルが見られる。
京都の遷都1100年を記念して建てられた平安神宮は、平安時代の大内裏を復元したものである。正門の赤い神殿と大鳥居は、当時の宮殿の華やかさを再現している。そしてそばに生える紅枝垂れ桜が、さらに美しさを際立てている。神宮内の栖鳳池の周りには、紅色、淡い紅色、白色の桜が千本以上植えられている。二条城は江戸幕府の初代将軍である徳川家康の住まいだったところだが、桜の種類が豊富なことで知られる。