中国人観光客の消費額にだけとらわれてはいけない

中国人観光客の消費額にだけとらわれてはいけない。

タグ: 中国人観光客 日本の観光業 

発信時間: 2012-05-08 11:26:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は中国人観光客の消費額だけに目をつけるべきではないと考える。観光客の数に注目すると同時に、観光客の客層の変化や需要の変化を瞬時に分析するべきであると筆者は考える。

まず、「70後(1970年代生まれ)」は、今日の中国社会の中核であり、「80後(1980年代生まれ)」も続々と「アラサー世代」となり重要な社会勢力となっている。また「30手前」の「90後(1990年代生まれ)」も徐々に社会に出てくる頃である。鉄腕アトム、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃんなどの日本のアニメキャラクターや、『聖闘士星矢』『ワンピース』『ドラゴンボール』といった日本の漫画と共に育った世代である。彼らの生活は日立、松下電器(パナソニック)、三洋、ホンダなどの「日本メーカー」の影響も受けている。

次に、中国人の日本への個人旅行のビザは15日間から30日間に延長され、マルチビザの取得も可能となり、中国人観光客はより自由に日本へ旅行することができるようになった。春は桜を見に、夏は沖縄に、秋は紅葉、冬はスキーという日本への理想的な旅行計画を立てている中国人も少なくないだろう。

 

 

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