日本の千年後の人類滅亡に喜ぶな 高齢化は世界問題

日本の千年後の人類滅亡に喜ぶな 高齢化は世界問題。

タグ: 子ども人口時計,日本,民族絶滅

発信時間: 2012-05-14 14:39:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「子ども人口時計」によると、日本で児童が今のスピードで減少し続ければ、1000年後にはこどもの数(15歳未満人口)はゼロになる見通しで、日本は民族絶滅の危機に面している。「千年後の人類滅亡」論は、日本の深刻化する人口高齢化の危機をはっきり示していると分析された。また、人口高齢化は世界現象にもなっており、人間の生活や多くの分野に深い影響を与えると見られる。

日本の科学研究者が研究する「子ども人口時計」のカウントダウンによると、15歳未満の児童は100秒に1人の速さで減少しており、この速度で計算すると、早くて1000年後には日本から子どもがいなくなり、日本は民族絶滅の危機に直面している。

日本の東北大学・経済学部の吉田広志教授は、「この速度で減り続ければ、3011年5月5日の子どもの日に日本の子どもの数は1人だけになる。そしてその100秒後、国内には子どもが1人もいなくなる」と述べた。

分析によると、この「千年後の人類滅亡」論は、日本の深刻化する高齢化の危機を反映している。21世紀に入ってから、日本の人口高齢化問題はますます深刻になり、経済成長の妨げにもなっている。データによると、日本の65歳以上の高齢者の割合は前年より0.3ポイント高い23.3%に増加し、引き続き世界一の高水準となっている。

また、人口高齢化は日本だけでなく、全世界に見られる現象であることにも注意しなければならない。出産率の低下や寿命の伸びなどにより、人口高齢化は各国政府を悩ませる問題になっている。世界保健機関(WHO)のデータによると、60歳および60歳以上の人口は1980年の倍になり、2050年には、80歳および80歳以上の人口は今の4倍の3億9500万人になると予想される。

世界的な高齢化は、人類生活の多くの分野に深い影響を及ぼすに違いない。そのため、「千年後の人類滅亡」論は日本だけの問題ではなく、各国政府、特に発展途上国はこの試練への対策に乗り出す必要がある。今後、人口高齢化にいっそう重視し、人口密集型の経済モデル転換、健全な高齢化社会の構築などの取組みを加速しなければならない。「人口時計」の警告は日本で鳴り響いたが、全世界に注意を促した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月14日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。