日本で人気の制服セレクトショップ「CONOMi」を運営する「このみ」は遼寧省瀋陽に進出しているデパート「伊勢丹」と提携し、7日から期間限定で海外初の店舗をオープンさせた。ファッションショーの開催も予定されている。同じ手法で天津と上海の「伊勢丹」でも販売する。日本経済新聞社の中国語版サイト「日経中文網」が報じた。
日本のアニメなどの人気もあり、中国では日本の学生の制服に注目が集まるようになっている。一方の日本国内は少子化が進んでおり、「このみ」は今後、中国に店舗を開設することも視野に入れているという。
今回の期間限定店舗は7月4日まで設置され、同社が主力としている中高校生向けの「arCONOMi」と小学生向けの「arCONOMi KIDS」の2ブランドを揃える。展示されている商品はブレザーやスカート、シャツ、ネクタイなど約450種類。
価格は日本より2割ほど高く、約1カ月の設置期間中に150万円ほどの売り上げが見込まれている。
「CONOMi」の直営店は、新潟県の本店を含め現在全国に6店舗。そのうち2店舗を東京原宿に構えている。さらに首都圏や関西の百貨店約15店に売り場を持つほか、海外向けにネット販売も行っている。
「人民網日本語版」2012年6月11日