外交部の定例記者会見で9日、劉為民報道官が質問に答えた。
--日本の国家指導者が7日に釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)購入に関する意向を明かした後、中国は日本側に立場を表明したか。
中国外交部と在日本大使館の担当者は7日、それぞれ北京と東京で日本側の動向に対して厳正な申し入れを行い、釣魚島の領有権を守る中国政府の断固たる立場を表明し、釣魚島とその付属島嶼に対する日本側のいかなる一方的行動も断じて認めないと強調した。
同日、中国外交部報道官は釣魚島問題について中国の立場を改めて表明。「釣魚島とその付属島嶼は古来中国固有の領土であり、中国側はこれに対して争う余地のない歴史的根拠と法理上の根拠を有す。中国の神聖な領土を売買することは誰であれ断じて認めない。中国政府は引き続き必要な措置を講じて釣魚島とその付属島嶼に対する主権を断固守る」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年7月10日