ウェブサイトRecordJapanの報道によると、自分の母語を使いながらおもしろいと思う人は多くないが、外国語にはおもしろいと思う部分がたくさんあると思う。外国人がおもしろいと思っている日本語にはどんなものがあるだろう。日本各地の方言はさまざまで、いろいろな調子の言葉を聞くのは外国人にとってとてもおもしろいことだ。
1. 「全然いいよ」。日本語では、通常「全然」の後には、否定的な単語をつなげるが、「いい」は肯定的な単語だ。多くの外国人は最初に勉強したときに、わからずに間違った日本語だと思うが、実際これは日本語の特別な用法でとてもおもしろい感じがする。
2.「KY」は2007年非常に流行したが、最近はあまり使わない。周りの空気を異常に気にするのは、日本人しかいないだろう。
3.「まじで」。日本人の若者同士の対話で、「まじで」はよく使われる。適切かどうかにかかわらず、若い人の流行語になっている。時に、彼らは無邪気にこの言葉を言う様子は、見ていてとてもおもしろい。
4.「そうですね」。日本人はこのフレーズをよく使う。「そうではない」と本気で思っているときでも、日本人は「そうですね」とこの言葉を口にする。極めてあいまいだ。
5.「渡る世間に鬼はない」。これは非常に楽観的な言い方、世間の悪い面について嘆くよりも、笑って世間の事に向かう方がよい。闊達な考えだといえる。
6.「ウケる」は、日本語ではもともと支持されるや好評を受けるという意味だったが、今の若い人たちは「おもしろい」、「笑ってしまうこと」などの意味で使う。
7.「なんでやねん」は標準語のフレーズは「なんで」、関西弁で話せば、なんでもおもしろくなる。
8.「ちょっと」。日本人は他人を拒否するときに、「ちょっと」「あのう」をよく使う。このようなあいまいな言葉で婉曲に断わるのは、外国人にとっておもしろい使い方だ。
9.「かわいい」という言葉は日本でよく使われる。子供であろうと、大人であろうと、この言葉がとても好きだが、実際そんなにかわいいかどうかはよくわからない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月16日