中日韓新首脳 国民の幸福を政権運営の要に

中日韓新首脳 国民の幸福を政権運営の要に。 中日韓の政治体制は異なっているが、新たな指導者は政権運営目標を国民の幸福に定めた。これは北東アジアの政治の深いモデルチェンジを意味している。「日常生活」の政治が、感情あふれる「大政治」に代わりつつあり、指導者は国民の生活の些末事に注目している。これは「民主」に対する実践でもある…

タグ: 新政権 首脳 幸福 指導者

発信時間: 2012-12-30 09:19:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

あなたは幸福ですか?これは真剣な質問には聞こえないかもしれないが、幸福になることは容易ではない。幸福は個人の感覚であり、個人によってその基準が異なる。個人の権利が十分に守られなければ、幸福について語ることはできない。中日韓はいずれも経済大国であり、いずれも東アジア文化圏に属し、政治・経済に強い権威的な色彩がある。政府は経済・社会の発展の中で重要な役割を演じ、権威の濫用が往々にして人々の権利を抑えつけている。ゆえに、市場と政府の関係をはっきりさせることが極めて重要だ。この境界線のない保護により、個人の権利を守ることはできない。

中日韓の経済モデルチェンジ、重工業からイノベーション型経済への移り変わりに伴い、個人の自由権・オリジナリティが経済成長の新たな原動力となる。日本経済の低迷の根本的な原因は、社会・経済構造の膠着、政府の巨大な権力、イノベーション体制の不備だ。日本は新たな産業モデルチェンジにおいて、時代の最先端に立つことができなかった。アップルが業績好調に沸く中、日本のソニー、パナソニックは赤字を計上し続けた。前者はスマートフォンにより利益を獲得したが、後者は製造業の泥沼の中から脱却できなかった。

ここからも、幸福とは政権与党の正当性を示すものであり、また経済成長の原動力でもあることが分かる。中日韓の今後の競争は、「幸福」を巡る競争に変化するかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月30日

     1   2  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。