外務省の調査によると、海外に在住する日本人が増加を続けている。2011年10月現在、海外に在住する日本人が118万人に達し、前年より3.0%増加した。2010年は2009年より1.0%増加しており、2011年はさらに大幅な増加となった。そのうち45万人が北米に、33万人がアジアに在住している。5年前であればアジア在住の比率は19.0%であったが、アジアを選択する日本人が増加を続けている。
移民の目的
2011年3月に東日本大震災が発生すると、日本人の海外移住の意欲が高まった。これまでの移民は富裕層が中心であったが、現在は各層から集まっている。「移民の達人」と呼ばれる安田氏によると、多くの母親が児童の就学前に、移民に関する問題について質問に来ているという。多くの保護者は現在、子供の教育問題のために移民を選択している。多くの保護者は子供と共に、マレーシアに新設された英国名門校の分校を訪れ、実地調査しているという。