外交部(外務省)の定例記者会見で6日、華春瑩報道官が質問に答えた。
記者:中国は最近、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題と日本に対する姿勢を変更したか。
華報道官:釣魚島およびその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国公船・航空機が釣魚島海域・空域で行う正常な巡航・法執行は自国の固有の権利の行使である。最近日本側は船舶と航空機を繰り返し出動して中国の釣魚島海域・空域に不法侵入した。これについて中国側は繰り返し申し入れを行い、不法活動の停止を日本側に要求した。
中日関係に関して、われわれの立場は明確で一貫したものだ。中日関係の発展を重視するという中国政府の方針に変更はない。われわれは中日政府間の4つの政治文書の原則を基礎に中日戦略的互恵関係を発展させることを望んでいる。現下の情勢の下、日本側は歴史と現実を直視し、実際の行動によって中国側と共に努力し、対話と協議を通じて問題の適切な管理・コントロールと解決の有効な方法を見出すべきだ。
「人民網日本語版」2013年2月7日