資料写真
NHKの報道によると、茂木敏充経済産業相は9日、資源エネルギー庁が来週より、大量の石油・天然ガスを埋蔵している可能性がある新潟県付近の海域で開発試験を行い、商業開発が可能であるか否かを確定すると表明した。
同海域は日本海に位置し、新潟県佐渡ヶ島から約30キロ離れている。資源エネルギー庁の調査により、同海域の海底面下2700メートルの地層に、石油・天然ガスを埋蔵しやすい地質構造が発見された。同海底区域の面積は100平方キロメートルに達し、産出試験が成功した場合、日本は大規模な石油・天然ガス田を手にすることになる。
資源エネルギー庁は、「これは日本が10年ぶりに実施する大規模な産出試験だ。今回の試験は主に、同区域の石油・天然ガス埋蔵量、開発が可能か、商業化生産が可能かといった問題について調査を行う」と表明した。日本の石油・天然ガス・石炭などのエネルギーはほぼ100%を輸入に依存しており、同試験の結果が注目を集めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月11日