日本の経済産業省は7日、東京電力の地下水位などのデータを参考に、福島第1原発から放射性物質に汚染された水が1日300トンも海に流出しているとの試算を発表した。汚染水が海に流出し始めた時期はまだ不明だが、2011年の原発事故後すぐに始まった可能性も排除できない。
時事通信の7日付報道によると、日本政府は同日、原子炉建屋への地下水流入を防ぐため、2014年度予算に汚染水問題対策費用を盛り込む方針を決定した。予算要求が通れば、汚染水問題に日本政府が初めて国費を投入することになる。安倍晋三首相は同日、汚染水問題について「国民の関心の高い、喫緊の課題だ。東京電力に対処を任せるのではなく、国として措置を講じるべきだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月8日