日本メディアは、陸上自衛隊が2014年に米軍主導の環太平洋合同演習(リムパック)に初参加し、自衛隊の「離島防衛」能力を引き上げる予定だと伝えた。
同演習は、米国第三艦隊が主導する世界最大規模の海上合同軍事演習で、1971年より実施されている。ソ連解体前は毎年開催され、ソ連解体後は2年ごとに開催されている。その目的は太平洋沿岸国の海上ルートの安全確保と、反テロ合同活動だ。
読売新聞は、「現行の憲法の規定は、日本の集団的自衛権の行使を禁じている。つまり日本は同盟国が攻撃を受けた場合に参戦できず、多国籍部隊の合同軍事演習に参加できない」と伝えた。しかし海上自衛隊は近年、救助活動を中心とする各国との合同訓練への参加を始めている。今回、陸上自衛隊を同演習に派遣するのも、自衛隊の「離島防衛」能力を強化するためだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月3日