中国の軍事情報サイト・国防科技信息網の情報によると、日本防衛省は2隻のイージス艦の調達を計画中だ。これにより海上自衛隊のイージス艦が8隻に増加し、朝鮮のミサイルの脅威への対応を強化できる。また日本政府は年末に新たな国防政策を発表し、国家のミサイル防衛計画を支えることになる。
海上自衛隊は現在、4隻のイージス艦にSM-3を搭載している。同ミサイルは、弾道ミサイルを迎撃する能力を持つ。内閣は2015年と2016年に2隻のイージス艦の購入契約を締結し、2020年度の配備完了を目指している。
朝鮮は今年春、キャリアロケットの発射実験を行った。防衛省は4月7日、自衛隊に対して迎撃の準備を整えるよう指示した。海上自衛隊は日本海の海域にSM-3を搭載した2隻のイージス艦を配備し、航空自衛隊も迎撃用として戦略的要衝にPAC−3地対空ミサイルを配備した。朝鮮が5月上旬に発射計画を取り消したため、防衛省はこれらの部隊の配備を解除し、6月28日にミサイルを完全に撤去した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月6日