2014年8月6日、広州日報によると、日本人は古くからフランスの首都・パリに強い憧れを抱いているが、近年は「パリ症候群」に陥る人が少なくない。パリの現実を目の当たりにすることで、不快になったり、不眠、ひきつけ、被害妄想になったりするという。
英メディアが5日に報じたところによると、観光でフランスを訪れる日本人は毎年約100万人で、フランスに住む日本人の大部分がパリに居住している。多くの人がパリに対して、映画「アメリ」で描かれるアートのような街並みや、美しい女性、ルーブル美術館など、ロマンあふれる期待と想像を膨らませて訪れるが、現地に到着してみて、そうした理想を打ち砕かれる人が少なくないという。
パリのタクシー運転手は粗野な人ばかりで、レストランの給仕からは「なぜフランス語を話さないのだ」などと言われる始末。他の欧米諸国から来た人なら大して気にしないことかもしれないが、礼儀や秩序、円満を好む日本人にとっては耐え難いのが実情だ。