戦犯の魂を呼び戻す安倍氏、軍国主義の危険な野望を露呈

戦犯の魂を呼び戻す安倍氏、軍国主義の危険な野望を露呈。 安倍氏の追悼文、隣国の歴史の怒りに火をつける | 安倍氏、再び歴史問題で馬脚を現す

タグ: 安倍 軍国主義 戦犯 

発信時間: 2014-08-31 08:49:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 靖国参拝、靖国神社の春季・秋季例大祭、8月15日の敗戦の日に玉串料を奉納したことで、安倍晋三首相は再びその右翼の歴史観を露呈した。これに続き、密かに第二次世界大戦のA級戦犯の魂を呼び戻す法要に追悼文を寄せていたという情報は、安倍首相のこれまで以上に歴史を否定し、軍国主義の復活を狙おうとする危険な本質を示した。 

 27日付朝日新聞は、「和歌山県高野町の奥の院で4月29日、『昭和殉難者法務死追悼碑』の法要が執り行われた。同法要は1180人の日本人戦犯の魂を呼び戻す活動だ。東條英機ら靖国神社に祀られている14人のA級戦犯、極東国際軍事裁判などの裁判により罪が確定したB級、C級戦犯も対象となっている。安倍首相は自由民主党党首の名義で主催者側に追悼文を送り、約220人の出席者の前で読み上げられた。安倍首相はその中で、『今日の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられた昭和殉職者の御霊に謹んで哀悼の誠をささげる』と称した」と報じた。 

 安倍首相は現職の首相として、公然と第二次世界大戦の戦犯を賞賛した。これは人類の良知にもとる、戦後の国際秩序に対する挑戦だ。日本軍国主義が中国侵略戦争の中で犯した残酷な暴行には、書き尽くせないほどの動かぬ証拠がある。明々白々な史実を前にして、良識のある人ならば極悪非道な罪を犯した戦犯を祖国の殉難者と形容することはない。それから、東京裁判の判決結果を疑うことはできない。日本が第二次世界大戦中に犯した罪に対する裁判を元に、今日の得難い世界の平和的な秩序が構築された。安倍首相はさまざまな場において東京裁判を疑問視し否定する考えと言行を示しているが、これは戦後国際秩序に対する誹謗と挑戦だ。 

 中国外交部の秦剛報道官は、安倍首相のこの行為に対して、「日本政府は侵略の歴史を正視し深く反省し、軍国主義と一線を画すべきだ。これは日本がアジアの隣国と関係を再建し発展させる重要な基礎だ。中国は日本に対して、侵略を反省するという意思と約束を守り、実際の行動によりアジアの隣国と国際社会から信頼を勝ち取るよう求める」と述べた。 

 批判に対して、日本政府はまた「個人的な行為」という言い回しを使っている。しかし安倍氏は一国の首相、党の党首であり、その黒人的な行為は政府と党を代表する。本当に単なる「個人的な行為」だったのだろうか?「個人的な行為」という言い回しで、歴史を否定し、侵略を美化しようとする醜い行為をなかったことにできるのだろうか?むしろ正反対で、これは安倍政権が右翼であるという人々の認識を深めることになる。 

 安倍首相は7月に集団的自衛権の行使容認により平和憲法の「束縛」から逃れ、今月15日には靖国神社に玉串料を奉納した。これらの行為は、安倍首相の軍国主義復活のどす黒い野心を示している。安倍首相は第二次世界大戦の戦犯に対する思いを断ち切らないくせに、アジアの隣国と関係を改善したいという顔をしてみせている。人々は安倍首相の胡散臭い「二面性」にため息をついており、安倍首相の政治の人格が分裂しているのではと疑問視している。安倍首相の二面性をもったやり口は、いったいいつまで続けられるのだろうか?

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月31日

 

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