日本海保が2年で10隻を建造、専従チームで釣魚島を監視へ

日本海保が2年で10隻を建造、専従チームで釣魚島を監視へ。 11月の日中首脳会談実現を探る安倍政権の足元で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の領海警備を強める「釣魚島シフト」が進んでいる。9月には大型巡視船2隻が完成し、釣魚島周辺を担当する海上保安庁第11管区海上保安本部に配属された…

タグ: 海保 釣魚島 外交

発信時間: 2014-10-08 13:25:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

朝日新聞は10月5日、「尖閣警備、海保が強化 巡視船2隻、専従班拡充へ」と題する記事を掲載した。要約は下記の通り。

11月の日中首脳会談実現を探る安倍政権の足元で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の領海警備を強める「釣魚島シフト」が進んでいる。9月には大型巡視船2隻が完成し、釣魚島周辺を担当する海上保安庁第11管区海上保安本部に配属された。来年度末までに新造船が続々と就役し、専従チームが目を光らせる体制が整う。

三菱重工業下関造船所で9月末に就役した海保の新造大型巡視船2隻は、全長96メートル、1500トンの「たけとみ」と「なぐら」だ。今月下旬にも釣魚島周辺に登場する。

これを皮切りに、海保では異例の新造船ラッシュが続く。来年度までに下関、横浜、岡山・玉野の3造船所で計8隻が造られ、海保に引き渡される。1隻あたりの建造費は約57億円。

海保にとって、570億円を費やし、2年余りで10隻を完成させるプロジェクトは異例だ。

来年度末、新造船を加えた11管の大型巡視船は計19隻になる。そのうち12隻が「釣魚島専従チーム」として活動する。海保の佐藤雄二長官は9月9日の記者会見でこう述べ、釣魚島警備強化の意義を強調した。「中国の公船、軍艦、漁船が一体となって海洋権益確保のために動いている」

中国海警局は体制を強化すると同時に、釣魚島の情勢に注目しており、日本と「建艦競争」になりかねない状況だ。

日本は外交で関係改善を探りつつ、最前線の警備を着々と整えている。そんな状況を、安全保障に詳しい内閣官房関係者はこう解説する。「中国に『今は行動を起こす時ではない』と思わせる環境づくりが重要だ」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月8日

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