成都大爆撃賠償請求訴訟、暴行を裏付ける資料が10数キロに

成都大爆撃賠償請求訴訟、暴行を裏付ける資料が10数キロに。 9年間に渡る「成都大爆撃」の訴訟は、昨日午後ついに最後の苦しい段階を終えた…

タグ: 成都大爆撃 賠償 請求

発信時間: 2014-10-26 09:36:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

9年間に渡る「成都大爆撃」の訴訟は、昨日午後ついに最後の苦しい段階を終えた。

東京現地時間22日14時、日本を相手取った成都大爆撃の訴訟の第30回裁判が、東京地方裁判所で開廷した。成都の有名文化人の車輻さんの娘である車蓉さんら3人の被害者が、原告として出廷し証言した。今回は成都大爆撃の訴訟としては最後の裁判で、2015年2月25日に最終判決が下される見通しだ。

車蓉さんは今年6月の第29回裁判にも原告としての出廷を希望していたが、足の手術を終えたばかりで長時間の歩行が不可能だったため、断念せざるを得なかった。それから3ヶ月以上が立ち、車蓉さんの足の怪我が回復した。願いを叶えようとしていた車蓉さんは、「自分の願いを叶え、父に代わって願いを叶えた」と感慨ひとしおだった。

車蓉さんは成都商報の記者に対して、「父は1939年6月11日に6・11爆撃を受け(注:1938年11月8日から1944年12月18日までの6年40日に渡り、成都市は31回の大爆撃を受けた。6・11はそのうちの一つ)、爆撃後の成都市の惨状を目の当たりにした」と語った。

3人の大爆撃の被害者と子孫(成都市の車蓉さん、楽山氏の雷時仁さん、重慶市の陳桂芳さん)が昨日、原告として証言した。

四川君益弁護士事務所の徐斌弁護士は、成都大爆撃の被害者の訴訟に協力してきた。徐弁護士は記者に対して、「2003年より、四川省と重慶市の民間人が、日本に対する賠償請求の準備を進めてきた。東京地方裁判所の重慶大爆撃には、実際には成都大爆撃、楽山大爆撃、自貢大爆撃、松潘大爆撃も含まれる」と述べた。

成都大爆撃の被害者の訴訟の道は丸9年にも及び、大量の史料と証拠が蓄積された。昨日の最後の裁判で、山のような資料の重さは10数キロに達した。

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