中日関係、長期安定化に期待

中日関係、長期安定化に期待。

タグ: 中日関係 右翼 

発信時間: 2014-11-13 15:37:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

習近平国家主席は11月10日、求めに応じて安倍晋三首相と会談した。日本の2012年以降の間違った言行により閉ざされた、中日首脳交流のドアが少しだけ開かれた。

両国は事前に、中日関係の処理・改善に関する四つの原則的共通認識を取りまとめ、これを発表した。人々は、日本の歴史や釣魚島(日本名・尖閣諸島)などの敏感な問題に対する態度から、日本政府が間違った道から引き返すという希望を見て取った。日本メディアは、四つの原則的共通認識は、安倍首相が任期中に靖国神社を参拝しないという情報を示したと分析した。

歴史を振り返ると、中日関係の発展は1本の大河のようであり、全体的に前進してはいるが、時に波風が立ち、平淡な道のりではないことが分かる。この2年余りに渡り、中日関係に深刻な問題が生じた是非曲直は明らかだ。日本の政界は右傾化の様相を呈しており、国内には複雑で解決困難な問題が存在している。中国の発展を見ながら、一部の人は結果を顧みず中日の友好を破壊し、国内の政治的圧力を転嫁し、さらには中日関係の根底を揺るがしている。流れに逆行する措置が支持されることはなく、これが活路を見い出せないことは、事実によって再三証明されている。

日本の右翼の極端な主張は、戦後数十年の平和的発展を重視する多くの日本国民を代表できない。外交関係の谷底に陥ったとしても、平和的交流に対する願いは両国社会の主流であり続ける。これは長期的に見ると、両国関係の発展の紐帯、基礎である。日本の民間からは反省・反戦の声が後を絶たず、右傾化政策に対する抗議活動がしばしば報じられている。中日関係の回復、健全な発展を期待する声が優勢を占めている。日本政府の選択は民意と時勢に沿い、中日関係の回復と維持の方向に回帰しなければならない。

健全で安定的な中日関係の構築、時代の進歩と流れへの順応は、両国民の根本的な利益と国際社会の普遍的な期待に沿う。習主席は安倍首相と会談したことで、中国の心の広さを示した。

中日関係の緩和は、貴重かつ重要な一歩を踏み出した。しかし歴史問題は13億人以上の中国人の感情に、地域の平和・安定・発展の大局に関わることを強調しなければならない。日本は中日間の政治文書や、村山談話などの歴代政府の約束を守らなければ、アジアの隣国と未来を見据えた友好関係を発展させられない。日本が約束を守り、歴史を鑑とし、実質的な行動により中国と共に中日関係の長期安定を促すことに期待したい。

世界は中日関係が真の発展の軌道に乗れるか、日本が行動により約束を履行できるかを注目している。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月13日

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