南京の人々に手作りの贈り物 大虐殺犠牲者に祈り捧げる日本人女性

南京の人々に手作りの贈り物 大虐殺犠牲者に祈り捧げる日本人女性。 手作りの巾着物を毎年、見ず知らずの南京の人々に贈り、日本軍の大虐殺に遭った南京に祈りを捧げる日本人女性がいる。69年前、米軍の空爆で家族2人を失った小川喜久子さんだ。戦争の悲惨さを知る小川さんはここ10年にわたって、戦争への反省と平和への願いを自分にできることで示してきた…

タグ: 南京 大虐殺 犠牲者

発信時間: 2014-11-26 10:54:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

歴史を鑑とし、右翼の言論と戦う

戦争で生き残った人々が何か為になることをしたいと考えた時、最も重要なのは、平和を守り、戦争の再来を防ぐことである。小川さんによると、名古屋は平和を愛する町だが、右翼の勢力が強いことでも知られ、現市長は日本の右翼の先鋒である。政治家の一部が歴史の事実を顧みず、「南京大虐殺はなかった」などと言い出すのは、「歴史をきちんと調査して研究したことがない」からだ。

右翼のおかしな言論には断固として反対し、これを放置すべきではない。こうした言論が社会で影響力を持ち始めれば、一般市民の価値観にも影響を与え出す。1945年当時、17歳だった小川さんの兄の最大の願いは兵隊となることだった。小さな頃から軍国主義教育を受けていたため、天皇のために戦い、天皇のために死ぬことが最大の栄光だった。第二次大戦末期、日本は「神風特攻隊」の自爆作戦を繰り返していた。小川さんの兄はそれを知りながら、空軍入りを希望し、東京で飛行士の面接も受けた。結局、視力不足で入隊することはできなかった。こうした行動は今考えればおかしいと思われるかもしれないが、当時は「神聖」なものに感じられた。

歴史は鑑(かがみ)としなければならない。小川さんは、日本が右傾化していることを警戒している。「日本の国会と内閣は、平和憲法の9条を変更しようとしているが、正しいこととは言えない。憲法修正は戦争に道を開くことを意味している」。小川さんのボランティア仲間は皆、憲法9条変更と日本の軍隊保持に反対している。「日本の庶民の支持を得られなければ必ず失敗することになる」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月26日

     1   2   3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。