北京中日新聞事業促進会や中国中日関係史学会は25日、共同で「中日関係新情勢セミナー」を開催。新たな局面下で、中日の戦略的互恵関係をいかに発展させていくかをめぐり、人民日報社や人民網、新華社、国際広播電台、「人民中国」雑誌社など中国メディアのほか、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞などの日本メディアの記者が、中日関係史学会の専門家らと意見を交換した。人民網が報じた。
参加者は、「中日関係というと近年、両国で展開されている悲観的な世論調査を連想する人が多いが、その結果は決して全体像を表しているわけではない」との見方を示した。例えば、中日関係が冷え込んでいると考えている人が多いが、たくさんの中国人が日本に旅行に行っている。また、安倍首相が嫌いという中国人も多いが、最近死去した俳優の高倉健は大好きという中国人も多い。