「中国の日本ファンは日本の財産。これからも応援を」と段躍中氏中国人の日本語作文コンクール支援者に謝辞

「中国の日本ファンは日本の財産。これからも応援を」と段躍中氏中国人の日本語作文コンクール支援者に謝辞。 中国で日本語を学ぶ学生を対象とした「中国人の日本語作文コンクール」を主催する日中交流研究所の段躍中所長(日本僑報社編集長)は、今年の第10回コンクールの表彰式(12月12日、北京の日本大使館で開催)を前に、コンクールを長年支援する日本の各界関係者に対し、「ここまで続けてこられたのは、皆様のお力のおかげ。心より感謝申し上げたい」と感謝の意を表した...

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発信時間: 2014-12-11 09:54:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本大使賞受賞者を激励する福田康夫元首相。段躍中撮影

日本大使賞受賞者と会見する高村正彦自民党副総裁。段躍中撮影

中国で日本語を学ぶ学生を対象とした「中国人の日本語作文コンクール」を主催する日中交流研究所の段躍中所長(日本僑報社編集長)は、今年の第10回コンクールの表彰式(12月12日、北京の日本大使館で開催)を前に、コンクールを長年支援する日本の各界関係者に対し、「ここまで続けてこられたのは、皆様のお力のおかげ。心より感謝申し上げたい」と感謝の意を表した。

それによると2005年にスタートした同コンクールには、この10年で約300の大学から計2万3232人の応募があり、うち受賞者が958人に上っている。こうした実績などから、コンクールは今や中国の日本語学習者の目標の1つにされるまで知名度が上がり、日中関係が依然難しい時期にあるにもかかわらず、今年は史上最多の196校から4133作もの応募があったという。

段躍中所長は「この10年間、多くの皆様のご支援、ご指導のおかげで、さまざまな難関を乗り越えることができた」とした上で、各界関係者に感謝の意を表明。

コンクールの前身となる「中国の大学生、院生『日本語作文コンクール』」を長年実施してきた国際交流研究所の大森和夫・弘子夫妻。

最優秀賞となる「日本大使賞」を設け、同賞審査の面でも、表彰式開催を全面的に協力している歴代の日本大使(宮本雄二氏、丹羽宇一郎氏、現任の木寺昌人大使)、同大使館関係者。

 第2回から第6回まで支援・協力した、日本財団の笹川陽平会長、尾形武寿理事長。 第7回から協賛企業として奨学金制度の設立などで支援している、株式会社ドンキホーテホールディングス代表取締役会長兼CEO、財団法人安田奨学財団理事長の安田隆夫氏。 第9回から協賛企業として支援している、東芝国際交流財団。 第7回から協賛企業として支援している、朝日新聞社。坂尻信義・前中国総局長、現任の古谷浩一総局長はコンクールや受賞者をさまざまな形で報道した。

また段躍中所長は、谷野作太郎元中国大使、作家の石川好氏、東京大学教授高原明生先生、中国日本商会、日中文化交流センター、日中国際教育交流協会をはじめ、各団体、審査委員、支援者、マスコミ関係者、日本語教師、応募者、ボランティアら、コンクールの関係者全てに対し、感謝の意を表明。

その上で、「日本語を身につけ、日本を理解する若者が中国に存在することは、日本にとっても大きな財産。中国の日本ファンは、必ず両国の共存共栄の大きな力になる。毎年さまざまな困難があるが、10回という一区切りを迎えた現在、日本語学習者のため、また日中両国の未来のために、新たな10年をスタートすることを決意した。これからも変わらぬご支援をお願いしたい」と新たな抱負を明らかにした。

※第10回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『「御宅(オタク)」と呼ばれても――中国“90後”が語る日本のサブカルと中国人のマナー意識』http://duan.jp/item/182.html。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月11日

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