米日韓の情報共有、韓国のミサイル防衛システム加入が焦点に

米日韓の情報共有、韓国のミサイル防衛システム加入が焦点に。 韓国メディアは、3カ国の情報共有は、韓国が米国のミサイル防衛(MD)システムに加わるための割れ目を作ったと報じた。韓国紙『世界日報』は、「韓国政府は情報共有の約定の締結後、米国のミサイル防衛システムに加わることを否定した…

タグ: 米日韓 ミサイル 防衛 

発信時間: 2014-12-30 13:55:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓国メディアは、3カ国の情報共有は、韓国が米国のミサイル防衛(MD)システムに加わるための割れ目を作ったと報じた。韓国紙『世界日報』は、「韓国政府は情報共有の約定の締結後、米国のミサイル防衛システムに加わることを否定した。しかし約定の締結に伴い、韓米両国の指揮統制システム(C41)がリアルタイムの相互接続を実現することになるとされている。これは事実上、韓国のミサイル防衛システムが米国のシステムに加わることを意味している」と報じた。

韓国KBSテレビは29日、「韓米日の情報共有の目的は、朝鮮に対する監視の強化であるが、韓国が米国のミサイル防衛に加わる可能性によって物議を醸した。これは韓国軍の情報が、米日のミサイル防衛システムに直接使用される可能性があるからだ」と伝えた。

ソウル大学国際関係研究院の朴泰均氏は、「最近の情報によると、米国は高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備を検討中だ。中国はすでに敏感に反応を示している。韓米日はこのほど情報共有の約定を締結したが、これは中韓関係に悪影響を及ぼす可能性がある」と分析した。

ロシアの通信社は、「朝鮮は米国によるアジア版NATOのスケープゴートか?」と題する記事の中で、「ソニー・ピクチャーズがこのほどハッカーの攻撃を受け、朝鮮は国際世論の矢面に立たされている。米国はこの勢いを借り、日韓という最も重要な北東アジアの同盟国と、3カ国の情報約定を締結しようとした。典型的な手法と同じく、米国は危機を誇張することで目標を達成した。何はともあれ、米国がアジアでNATOに準じる地域組織を作り中国をけん制することを止めることはない。米国は再び朝鮮を便利なスケープゴートとし、自国の行動の口実を探そうとしている。このNATOに準じる組織の未来の主要プロジェクトは、ミサイル防衛システムだ。これはNATOの東欧におけるロシアへの対抗と同様、中国に対する不安定要素を形成することになる」と報じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月30日

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