中国と日本のあるべき戦争は「革新戦争」

中国と日本のあるべき戦争は「革新戦争」。 中国と日本の間では1894年の甲午戦争(日清戦争)以来、戦争と平和の問題が矛盾の焦点となって来た。日本がかつて起こした戦争とその敗戦、戦後は、「過去」の戦争と平和の問題である。釣魚島をめぐる争いは「現在」の戦争と平和の問題である…

タグ: 戦争 革新戦争 平和

発信時間: 2015-01-26 16:24:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「人類の良知」とは、地球環境が産業革命以来の人類の活動によってすでに重荷を背負いきれなくなっている状況で、さらにこれに負担をかけ、破壊され尽くした地球を後世に残すことがあってはならないという認識である。

米国のある学者は、2012年から2022年までの「第三次世界大戦」は、中国と米国の間の「革新戦争」だと述べている。最後に勝つのは英知である。人類の革新と技術とは、人類の直面する本当に重大な問題を解決することへ向けられるべきである。重要なのは人類の生存であり、殺りくではない。

中国のある軍部指導者は3年前、米国防大学の講演で次のように述べた。「中国の経済建設は、13億人の生活の問題を解決し、その暮らしをより良いものにするために行われた。経済建設による資金で武器を装備し、米国に挑戦しようとするものではなかった。米国人の生活水準は中国人の生活水準の12倍に達する。もし我々がこの資金で武器を装備し米国に挑戦しようとしても、中国の庶民が認めなかっただろう」

現在の複雑な国際情勢の下、軍備競争は賢明な策とは言えない。軍事革新を含む「革新競争」を積極的に推進することこそが上策である。「中国と日本はいつか戦争になる」のが本当だとすれば、それは「革新戦争」であるべきだろう。(文:馮昭奎・中国社会科学院栄誉学部委員、日本研究所研究員)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月26日

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