ロンドン五輪後の中国スポーツ界の課題

ロンドン五輪後の中国スポーツ界の課題。

タグ: ロンドン・オリンピック

発信時間: 2015-03-13 17:56:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京時間の12日深夜、ロンドン・オリンピックの閉幕式が行われた。ユニークな、明るさに満ちたセレモニーで、異なった文化の蓄積を知る機会ともなった。

自国で催された2008年の北京オリンピックの時のような天の時、地の利の好条件に恵まれなかったのでメダル数などでトップとなることは難しかろうという冷静な分析どおり、今回はメダル総数、総合得点数で2位となった。国外で催された大会での戦績としてはベストということで、中国のスポーツファン、国民は自国の競技スポーツの進歩に満足の意を示している。

中国共産党中央、国務院は中国スポーツ代表団に祝電をおくり、中国国家体育総局も祝電をおくった。

体育総局筋によると、今回の戦績は国外で催された大会の戦績としてはベストで、金メダル数はアテネ・オリンピックの際の32個を上回り、金38、銀27、銅23となり、金メダル数では2位で、世界記録6、大会記録6を破った。これまで中国の得意種目といわれてきた卓球、バドミントン、跳び板飛び込み、体操、射撃、重量挙げ、タンポリンなどで金27、中国の金メダル総数の71%を占めたが、今回は女子ヨット競技種目の一種、フェンシング男子エペなどでも金メダルを取得。水泳種目では男子の孫楊選手、女子の葉詩文選手が世界記録、オリンピック記録を破り、陳定選手が男子競歩で中国としては最初の金メダルを取得した。全般的に見て、ベテラン選手の引退、新人の登場もかなりスムーズにいったようにみられる。新人選手も堂々と力を発揮し、スポーツマンシップを発揮する面でも申し分なかったと見られている。もちろん、一部にはスポーツマンシップにもとる振る舞いもあったが、適切に処理された。とにかくオリンピック精神の発揮ということを重視する中国側の姿勢は好感をもたれたようだ。また、アンチ・ドーピングの面でも厳しく律してきたので、一部の人たちの公正を欠く議論も結局は不発に終わった。

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