林国本
郭金竜中国共産党北京市委員会副書記、北京市長を団長とする北京市文化参観訪問団が、中国国民党中央委員会の招きで、「2012年北京文化週間」の交流参観訪問活動に参加するため、2月16日午後、台湾の桃園空港に到着した。郭金竜氏は辰(たつ)年に台湾を訪れた最初の大陸部の省・自治区・直轄市の行政のトップであり、台北に到着する前から台湾のメディアで注目されていた。
郭市長はメディアの取材を受けた際、台湾の人たちに新年のあいさつを述べた。そして、今回の6日間の豊富多彩な訪問は、大陸部と台湾の相互理解を深め、北京と台湾の経済、貿易、科学技術、文化など諸分野の交流と協力を促すことになろう、と述べた。
そのあと一行は連戦中国国民党名誉主席を表敬訪問した。連戦氏は歓迎のあいさつの中で、今年は十二支の辰年であり、郭市長はお名前のように、竜とともに、それも金の竜とともに訪れたと言えるのでは、とユーモラスに語った。16日夜、呉伯雄国民党名誉主席も一行と会見した。郭市長は、今年は海峡両岸関係がさらに発展をとげることになる年であり、平和発展の方向を堅持することは、海峡両岸の同胞に幸せをもたらすものであり、海峡両岸の人々の共通の利益に合致することになろうと語った。