侵略戦争と認めることは日本が越えなければならない関門

侵略戦争と認めることは日本が越えなければならない関門。

タグ: 侵略戦争

発信時間: 2015-05-24 11:49:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ポツダム宣言のさらなる重要性は、日本による侵略発動の性質を改めて確認したことにある。第6項は「無責任ナル(日本)軍国主義」を「世界ヨリ駆逐」するとし、「日本国国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ツルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去」するとした。第7項で戦後の対日占領を確定した後、第8項はカイロ宣言の条項に従うことを要求した。そしてカイロ宣言はそれまでの日本の侵略戦争の性質をとうに確認しているのだ。

今年は世界反ファシズム戦争勝利70周年。日本は明治維新以降対外拡張を続け、1930、40年代には中国その他アジア太平洋地域への大規模な侵略を始めた。まさに国際社会の反ファシズム戦争の偉大な勝利によって、日本など帝国主義国の対外侵略という重大な罪にようやく終止符が打たれ、かつ日本など敗戦国を含む人類世界に戦後から現在まで70年の長きに及ぶ平和がもたらされたのだ。

1945年、世界反ファシズム陣営の厳正な威嚇の下、窮地に追い込まれた日本は理性的選択をし、ポツダム宣言の受諾を決定して、完全な壊滅を回避した。1945年8月15日、天皇はポツダム宣言を受諾し、無条件降伏する詔書を全国放送で伝えた。安倍氏がポツダム宣言をつまびらかに読んでいようといまいと、日本は当時ポツダム宣言の一字一句を受け入れたことで、初めて再生の道を得たのだ。

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