安倍氏がポツダム宣言をつまびらかに読んでいないと公言したことは、日本がかつて侵略戦争を発動したことを彼が認めておわびしたことがないし、そのつもりもないことの反映だ。これは日本が侵略を行い最終的に降伏した過去を変えられないだけでなく、日本の首相として引き続き権力を行使するのに安倍氏ははなはだふさわしくないことを物語っている。安倍氏は侵略戦争と認めることを避けたうえ、おわびするのを拒絶したことで、日本の平和的発展の国益をすでに深刻に損なった。
当時国際社会は降伏の機会を日本に与えた。日本軍国主義集団は悩んだが、最終的に瀬戸際で踏みとどまり、ポツダム宣言を受諾した。これには日本の侵略についての明確な位置づけも含まれる。日本の侵略戦争敗北70周年にあたる今年、日本右翼は蠢動し、歴史への挑戦を企て、白黒を逆さまにしている。これは全く身の程知らずなことだ。だが歴史を直視できるか否か、勇気をもって侵略を認めるか否かは、今年日本が直面している関門だ。安倍政権がどちらの道を選ぶか、世界は見守っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月24日
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