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日本滋賀県東近江市福堂町のふれあい運動公園で31日、「東近江大凧まつり」が開かれた。県警は同日昼ごろ、大凧が落下し4人が負傷したという通報を受けた。日本メディアが伝えた。
滋賀県東近江市の消防によると、イベントの会場で12時半ごろ、縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロの大凧が観客席に落下し、76歳の男性が重傷を負った。他にも児童を含む3人の市民が軽傷を負った。
現場を取材していた日本メディアの記者によると、大凧が空に揚がると会場から歓声が上がったが、数分後に大きな音と共に大凧が観客席に落下し、叫び声に包まれた。頭から血を流し倒れている男性の姿もあった。
現地の気象部門によると、東近江市では午前10時56分に最大瞬間風速11.8メートルのやや強い風を観測していた。気象台は発生時間帯の12時36分に強風注意報を出していた。
このイベントは男の子の健康的な成長を願う伝統的な祭りで、300年以上の歴史を持ち、毎年多くの観光客を集めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月1日