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発信時間： 2015-06-05 10:45:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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海外メディアによると、中国の「百万長者」はすでに100万人を超えている。さらにこれはほんの始まりにすぎず、中国は、世界の資産家の中心的な産出地となりつつある。中国の資産家は最も富んでいるとは言えないが、その数はますます増えている。コンサルタント会社「Wealth Insight」の研究によると、投資可能な財産が100万ドルを超える人は2010年から2014年までに52.8％増加し、88万2300人から134万7700人に増えた。

仏紙「Les Echos」の6月1日の報道によると、この研究では、中国の資産家の数はこれからも力強く伸び続け、2019年には220万人に倍増するとの見込みが示されている。

これによると中国の百万長者が保有する財産は4兆8千億ドルに達し、日本のGDPに匹敵する規模となっている。財産が3000万ドルを超える資産家は8366人で、このうち194人は1億ドル級の超資産家である。これら超資産家の平均資産は一人当たり1億8千万ドルに達する。2019年までに、百万長者の総資産は9兆5千億ドルに拡大する見込みだ。

資産家の出現を促したのは、消費者製品産業と不動産の発展だ。ロスチャイルド銀行資産管理公司の中国専門家は、「不動産業は二線・三線都市では人口の要素から減速しているが、大都市では今後も発展していくものとみられる。今後20年で農村地区の2億人が都市に移住するためだ。中国の都市化はまだ終わっていない」と語る。

報道によると、株式市場の高騰も資産家の増加の原因となっている。ここ数カ月で株式市場への上場企業は特に増えている。同専門家は、「これらは私営企業で、財産を作り出した企業家によって管理されている。これらの人々の多くは海外で学んでいる」と指摘する。中国の新経済は、王健林や馬雲、馬化騰、李彦宏ら数々の大物を輩出してきた。だが彼らは「氷山の一角」にすぎない。Wealth Insightのエコノミストは、「中国経済は慎重な措置が取られているが、企業革新によって中国の資産家はますます増えている。欧州や米国の資産の多くが遺産相続によるものであるのと違い、中国人は自らの力で資産を築いている」と語る。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2015年6月5日

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