時代に取り残される日本の旅館、観光客へのPRに本腰

時代に取り残される日本の旅館、観光客へのPRに本腰。

タグ: 旅館 観光客

発信時間: 2015-06-29 16:23:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

大阪府河内長野市の温泉旅館「南天苑」では、5年前は月に数組だった外国人客が、現在は平日宿泊客の6割ほどを占める。2013年に英語版のホームページを作り、14年に中国語版と韓国語版を追加した。

米国から友人2人と訪れた男性(64)は5月末、インターネットで南天苑を見つけ滞在した。「内装も庭も美しい。日本だからできる経験だ」

南天苑のある天見温泉は、大阪・ミナミから電車で約40分の山あいにある。白浜温泉(和歌山県)や有馬温泉(兵庫県)に比べると知名度は低いが、外国人には日本人ほどの既成概念がないため、名前に引っ張られずにネットで見つけて宿泊するという。

本館は築100年ほど。これまで部屋にトイレを付けるなど維持や改修を繰り返した。

南天苑は宴会場として利用する離れを、露天風呂付き個室に改装する。資金は約1200万円で、ネットを通じて不特定多数の人から資金を募る「クラウドファンディング」を利用する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月29日

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