抗戦強調は地域の平和に資さない? 中国が日本の暴言に反論

抗戦強調は地域の平和に資さない? 中国が日本の暴言に反論。

タグ: 菅義偉 抗戦勃発78周年記念活動 中国外交部

発信時間: 2015-07-09 10:46:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

菅義偉官房長官は、抗日の過度な強調は地域の平和と安定を損ねると称した。中国外交部の華春瑩報道官は8日、日本側の関連する発言は常軌を逸していると反論した。

同日開かれた記者会見で、記者からは「菅長官は中国の抗戦勃発78周年記念活動について、抗日を強調し歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と安定に役に立つものではないと述べ、日中が未来志向の態度によって国際社会が直面している共通の課題に対応することが極めて重要だとした。中国側はこれをどう見るか」という質問があった。

華報道官は、「日本側の関連する発言は常軌を逸している。日本は歴史問題で何度も言い逃れをし、右顧左眄し、さらには侵略の歴史を薄め美化までしているが、これはまさか地域の平和と安定に役に立つというのか」と述べた。

華報道官は、「中国と国際社会が世界反ファシズム戦争勝利・中国人民抗日戦争勝利70周年を盛大に祝うのは、歴史を銘記し、烈士を偲び、平和を惜しみ、未来を切り開き、確固不動の姿勢で世界平和を守るためだ。誠実かつ率直に歴史を見据え、平和と発展のために力を尽くす者ならば、これに対して異議を唱えることはない」と指摘した。

華報道官は、「習近平主席は、歴史は最良の教科書であり、最良の清涼剤であると述べた。ドイツのヴァイツゼッカー元大統領も、歴史を顧みない者は現実に対して盲目的になる、暴行を反省しない者は同じ轍を踏むと述べた」と発言した。

華報道官は、「国際社会は今年、さまざまな形式によって世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念している。我々は再度日本に対して、誠実で責任ある態度によって歴史を直視・反省し、実質的な行動によってアジアの隣国と国際社会から信頼を勝ち取るよう促す。これこそが真の未来志向の行動だ」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月9日

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