日本大阪・ミナミの心斎橋筋商店街と大丸心斎橋店が、外国人観光客が商店街で買った商品の消費税の免税手続きを1カ所でできる専用カウンターを、大丸内に設置する計画を発表した。朝日新聞デジタルが7月8日に伝えた。
専用カウンターは10月1日の「国慶節」から大型連休に入る中国人の「爆買い」を取り込もうと、9月末までのオープンをめざし準備を進めている。
専用カウンターでは、百貨店内と商店街の両方の買い物の免税手続きができる。大丸側は参加店から委託料を受け取れるほか、エリア全体の魅力が高まることでさらに外国人の来店が増える効果を期待する。
商店街でまとまるメリットもある。1店当たりでは金額が少なすぎて免税の対象(食品 などの消耗品は5000円、それ以外は1万円)を超えなくても、複数の店での買い物を合わせれば免税対象にできることもあるからだ。すでに個別に免税手続きを行う店舗の加入を呼びかけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月13日