『日本新華僑報網』の報道によると、増加傾向にある訪日観光客は日本の観光業を引き続き促進し、外国人観光客による消費額は日本の観光業に欠かせない収益源となっている。地理的に近く、人的交流や文化交流の基礎があることから、中国人観光客の「財布」は日本の観光業、特に販売業に大きく影響している。
日本メディアによると、観光庁が発表した訪日外国人消費動向の統計では、2015年4~6月の訪日外国人観光客による国内での消費額は8887億円で、前年比0.82倍増だった。特に、第1四半期は中国の大型連休である春節により、訪日観光客数は大幅に増加し、過去最多を記録した。また、第2四半期も引き続き増加し、過去最多記録を再更新し、中国人観光客を中心とする外国人による消費ニーズの高まりを示した。中国人観光客による消費額は全体の40.3%を占め、1人当たりの平均消費額は28万5000円で世界最高額となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月3日