日本の安倍晋三首相が、戦後70年の安倍談話に反省やおわびを盛り込むことはあるだろうか?この問題の答えは、本日午後に発表される。国際社会は13日、安倍首相は正しい方角に向かい邁進し、談話の中で反省とおわびの観点を明確に表現するべきだと表明した。
共同通信社は13日、政府筋の話として、「安倍首相は14日午後5時に臨時閣議を開き、閣僚全員の署名・賛成により戦後70年談話を閣議決定する。6時に官邸で記者会見を開き、談話の内容の立場と考えについて説明する」と報じた。
安倍首相が謝罪するかについて、関係者の予想は一致していない。しかし安倍首相が謝罪すべきか否かについては、世界はほぼ一致した態度を持つ。共同通信社によると、国連のドゥジャリク事務総長報道官は12日、潘基文事務総長が日本は「歴史に対する謙虚かつ自省的な協力の精神を貫くべきだ」と考えており、「70周年を過去を振り返り、地域のすべての国が共に前進する厳粛なる機会とすることを強く願っている」と説明した。韓国の尹炳世外相は12日、安倍談話は韓日関係が今後改善されるか否かを判断する「試金石」になると表明した。朴元淳ソウル市長は13日、安倍談話に「歴史への反省とおわびを盛り込むべきだ」と述べた。米CNNは、一つの談話で歴史のすべての傷を癒やすことは期待できないが、安倍首相は少なくとも正しい方角に向かい確固たる一歩を踏み出すべきだと指摘した。コリア・タイムズは、安倍談話はアジア諸国が団結する良い機会だと報じた。釜山国立大学国際関係准教授のケリー氏は、安倍首相は少なくとも日本の侵略が軍国主義であることを認めるべきだと強調した。韓国シンクタンク・世宗研究所の高級研究員の金泰亨氏は、「安倍首相は慰安婦問題で誠意ある態度を示し、かつ日本の植民地支配を認めるべきだ。こうすればある程度、国際社会の批判を弱めることができるかもしれない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月14日