中国最大の原油埠頭、日本国籍の船舶が接触

中国最大の原油埠頭、日本国籍の船舶が接触。

タグ: 原油埠頭 日本 船舶 接触

発信時間: 2015-12-24 13:49:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

浙江寧波海事裁判所が12月22日に発表した情報によると、アジア最大で中国唯一の45万トン級埠頭が、日本国籍の船舶の接触を受け破損した事故が、3年半の審議を経てついに終止符を打たれた。裁判所は最終判決で、事故を起こした日本企業側に対して、被害者側の寧波実華原油埠頭有限公司への5500万元の賠償金支払いを命じた。

日本国籍の船舶「高鈴(TAKASUZU)」は2012年5月18日11時16分頃、同社の45万トン級埠頭に停泊する際に操作を誤り、埠頭に接触した。これにより埠頭に破損が生じた。埠頭は港湾行政機関の要求に基づき、稼働を停止した。

中国石油化工集団公司と寧波港集団が埠頭を共同建設。埠頭は2012年5月16日に、浙江省政府弁公庁による稼働開始前の審査に合格し、対外的に開放された。接触事故は埠頭の正式な稼働開始から3日後に発生した。事故の発生により、中国石油化工集団公司は埠頭から輸送されるはずだった原油を日照実華原油埠頭有限公司に移すことになった。寧波実華原油埠頭有限公司は事故により、長期的に経営・収入の損失を被った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月24日

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