世界で電子商取引(EC)が活況を呈し続けるなか、日本の実店舗は冷え込みを見せるばかりか、その価値観と生命力を強く示している。
日本の配送サービス業者はコンビニを通じ小包の配送を行う。ネットショップも近くのコンビニから発送できる。日本のECサイトの配送が、実店舗のコンビニを基礎としていることから、両者の間には潰し合いではなく共存共栄の関係がある。
日本の多くの実店舗とECサイトは近年、ネットで商品を注文し実店舗で引き取るというサービスを共同展開している。消費者はECサイトで購入した商品を、実店舗の百貨店で引き取ることができ、実店舗で売り切れの商品もECサイトで購入できる。新たな情勢を迎えた日本の百貨店は顧客の消費の需要を受け、新しい買い物の手段を拒むのではなく、時代とともに進歩し、ネット通販サイトの構築やEC事業に力を入れることで影響を和らげようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月23日