中日韓空軍幕僚長が10月にソウルで会談する。北東アジアの3カ国の空軍最高責任者が一堂に会するのは、これが初めてだ。9月17日付韓国紙『国民日報』が伝えた。
韓国政府の関係者によると、2015年ソウルADEX(ソウルエアショー)が10月20日に開幕し、韓国は中日空軍最高責任者を招待する。3カ国の空軍最高責任者が一堂に会する機会は稀であるため、多くの問題について議論される見通しだ。
航空自衛隊の齊藤治和幕僚長は、韓国側の招待に対して、開幕式に出席すると表明した。中国空軍の馬暁天司令員は回答していないが、出席する可能性がある。韓国政府の別の消息筋によると、中国代表団は通常、活動開始の数日前になり明確に回答するという。
韓国軍の関係者は、「中日韓は国防産業の輸出で激しい競争を展開している。空軍最高責任者が会談したとしても、防空識別圏という敏感な問題には触れず、互いに探りを入れる程度に留まる可能性が高い」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月18日