中国へのスパイ活動、日本人はどう見ているのか?

中国へのスパイ活動、日本人はどう見ているのか?。

タグ: 日本,中国,スパイ

発信時間: 2015-10-18 10:18:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本のメディア界の「中国屋」、つまり中国に詳しい記者は独自のルートから入手した情報を紙面に掲載し、全国の読者に衝撃をもたらしている。ある若い読者は、「日本が今もスパイ活動を展開しているとは、珍しいこともあったものだ」と脳天気にコメントしている。

日本の中国に対するスパイ活動は、甲午戦争(日本名・日中戦争)から中国侵略戦争まで、さらには1972年の中日国交正常化から今日まで続いており、失敗しても中断されたことはない。

しかも日本は非常に高い情報収集能力を持つ。例を挙げると、日本は甲午戦争中に、中国東北地区の風向き、さらには風向きの影響を受けた路傍の草地の動きの変化といった、細かい点まで把握することができた。

このつまらない情報が何の役に立つのか、と疑問に感じる人もいるだろう。路傍の草地が風向き通りに動かなければ、この道を大軍が通過したばかりだと判断できる。このような細やかな情報を手にしたからこそ、日本軍は甲午戦争中にターゲットを絞ることができた。

日本の各メディアはスパイが逮捕された件について、異なる点を重視しているが、最もよく取り上げられているのが次の3点だ。(1)本件の背景には、中国で昨年施行された「反スパイ法」があり、日本が真っ先にやり玉に上がった。(2)数人の容疑者は、公安調査庁の依頼を受けたと供述した。(3)菅義偉官房長官が苦しい言い訳をした。

日本メディアは、菅長官が記者会見で「我が国はそうしたことは絶対していない」と述べことについて、悪い冗談だと鋭く指摘した。他国に諜報員を派遣していないならば、なぜ情報機関を設立するのか?公安調査庁にタダ飯を食わせるためか?

公安調査庁は法務省の外局で、主に情報収集を担当している。日本には、宮岡悠の『公安調査庁の暴走』、公調調査官・樋口憲一郎の『公安調査庁スパイ工作集』といった関連本がある。これらは公安調査庁が念入りな情報収集を行い、勢力を拡大してきたことを暴露している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月18日

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