日本のJNNニュースは20日、日本防衛省の発表した最新のデータとして、2015年上半期、日本の「領空」に近付いた中国の戦闘機に対する日本の航空自衛隊のスクランブル(緊急発進)は過去最高の231回にのぼったと伝えた。
報道によると、中国からの戦闘機は基本的に東中国海の方向から日本の「領空」に近付いているが、日本の「領空」への「侵入事件」はまだ起こっていない。だが今年7月には、中国空軍の爆撃機や輸送機が沖縄本島と宮古島との間を抜け、太平洋の上空へ出たこともあったという。
報道によると、2015年上半期の中国の戦闘機に対するスクランブル回数は昨年同期から24回増えた。中国の軍機が日本の「領空」に近付く回数は増え続けており、中国の戦闘機に対するスクランブルは今後もさらに増えると見られる。
これに対し、ロシアが今年上半期に日本「領空」に近付いた回数は大幅に減り、昨年同期は369回だったのに対し、今年上半期は108回にとどまった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月22日