Q:重慶と言えば「美食」だが、重慶の食べ物はどうか?
火鍋や小麺、麻婆豆腐を食べたが、どれもおいしい。でも、火鍋はちょっと辛すぎる。
一番好きなのは小麺。日本の生麺に似ている。食べに行く時は、毎回、辛くないあっさりスープで醤油を足してもらう。
Q:近年、日本旅行に出かける重慶の市民が増加している。何かアドバイスは?
日本には、東京や大阪以外にも、静かで景色の美しい所がたくさんある。例えば、九州南部の長崎などは、豚骨ラーメンがおいしく、広島や山口には新鮮でおいしいカキやフグがあり、一度行く価値が十分にある。
Q:最近、中国観光客が日本で温水洗浄便座や炊飯器を「爆買」していることが話題になっているが、ご存知だろうか?
中国の方が日本の商品を信頼している証拠で、日本人として、光栄に思う。ただ、重慶に来て、ここで買える商品も、日本の商品とそれほど大きな違いはないと感じている。
Q:今後、重慶と日本の民間交流をどのように強化する予定か?
重慶に来てから、三峡博物館を見学し、重慶大爆撃の映像資料を見た。日本が重慶市民に大きな傷をもたらしたと再び感じた。日本人は歴史を忘れてはならないと思う。一方で、重慶の市民には、日本を実際に観光し、戦後平和国家になったありのままの日本や今の日本の姿を見てもらいたいと感じている。
今後、重慶晨報などのメディアや各大手航空会社、旅行社と連携して日本の宣伝を強化し、より多くの重慶市民に日本を知ってもらいたい。
「人民網日本語版」2015年11月15日