「日本経済新聞」サイト版によると、日本最大規模の免税店であるラオックスは2016年、名古屋に店舗をオープンさせる。同店舗は老舗百貨店「丸栄」に入店する見込み。
中国の蘇寧傘下にあるラオックスは、訪日観光客向けに日本の家電などを販売。接待能力とサービスの質に定評があり、中国人観光客の人気を集めている。現在、東京、関西、北海道、九州などの地域で店舗を展開しているが、名古屋は空白地帯だった。中国最大のLCCである春秋航空が今年、中国と名古屋中部国際空港を結ぶ便を就航させており、訪日観光客が増加していることから、需要が高いと見込んだ。
名古屋の繁華街である「栄」地区にある丸栄は、400年の歴史を持つ老舗百貨店だが、服飾関連の商品販売が不振で業績が低迷していた。丸栄は、ラオックスが入ることで復活を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月9日