安倍氏がロシアのG7復帰を提案、一石二鳥の効果も

安倍氏がロシアのG7復帰を提案、一石二鳥の効果も。

タグ: G7,ロシア

発信時間: 2016-01-22 14:15:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の指導者が中東3カ国を歴訪し、国際社会から注目を集めている。外交面で「寂しさに耐えない」安倍晋三首相は、G7議長国を担当する際にロシアをG7に復帰させることで、中東の一連の危機を処理するようプーチン大統領に協力を求めたいと表明した。

安倍首相は17日、日本経済新聞とフィナンシャル・タイムズの共同インタビューに応じた。安倍首相はサウジアラビアとイランの緊張関係、シリアの内戦、イスラム過激派組織の脅威に言及した際に、「ロシアの建設的な参与は非常に重要だ。適切な時期にロシアを訪問するか、プーチン大統領を日本に招待したい」と述べた。

中国国際問題研究院の研究員である楊希雨氏は、次のように分析した。

安倍首相はG7議長国という機会を利用し、ロシアのプーチン大統領をG7に復帰させようとしている。これは日露関係の改善、日本の国際社会における影響力の拡大という、一石二鳥の効果を持つ。

日本はこれまでも、ロシアとの歩み寄りの意向を示していた。日本は今回、議長国としての立場を利用しロシアを復帰させようとしている。これは日本のロシアに対するある程度の贈り物と言える。これは安倍首相とプーチン大統領が二国間の友好的な雰囲気の中で、いわゆる北方四島問題について議論することを促す。これは日露関係に関する計算だ。

それからもう一つの目的には、より大きな野心が秘められている。G7サミットは国際社会全体における重要な、多国籍の外交の舞台の一つである。G7から除外されたロシアを再び招待しG8とすることで、日本のいわゆる大国の外交の地位と影響をアピールできる。これはいわゆる日韓関係の促進にとって有利であり、G7・G8における日本の地位向上にとっても有利だ。これには国際的な影響力も含まれる。

米国にせよ日本にせよ、ロシアをG7・G8に復帰させるという決定を、単独で下すことはできないだろう、G7は多国籍の組織だからだ。そのためロシアが順調に復帰できるかは未知数だ。

ロシアがG7から除外された原因は解決されていないばかりか、拡大を続けている。だが問題がロシアにあるにせよ、米国にあるにせよ、両国関係のさらなる悪化を阻止するため、より複雑なイスラム国の脅威に対応するために歩み寄りの意向、協力を強化する意向を持っている。

日本がこの敏感な時期に賭けに出たのは、ロシアと西側諸国の食い違いが深まり、かつ双方が大きな課題と厄介な問題を抱えており、共に協力を強化する意向を持っているためだ。

国際原油価格が続落し、30ドルを下回った。エネルギー収入により国家予算を組むロシアの経済は、かつてない課題を迎えている。プーチン大統領は先ほど、ロシア経済が現在、極めて苦しい状況を迎えていることを認めた。ロシアのG7復帰は、象徴的な意義が実質的な意義を上回り、不況からの脱却に大きな影響を及ぼすことはない。G7の協定も文書も声明も、実質的な意義よりも象徴的な意義の方が大きな産物になっており、効果と影響力が薄れている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月22日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。