東京都交通局と東京メトロが、訪日外国人向けに新型券売機を開発した。券売機は32インチの大型ディスプレイを採用し、英語と中国語の画面に切り替えられる。外国人客は路線図から行きたい駅を選択し切符を購入できるほか、東京タワーなど都内5カ所の観光スポットを選び購入できる。日本新華僑報網が伝えた。
この券売機は25日、新宿区の都庁前駅に設置され、試行運用が始まった。
中国人観光客は、この動きを歓迎している。鄭涵さん(仮名)は若き写真家で、友人とともに関東地方を旅行した。鄭さんは、「私と友人は日本語が話せないが、個人旅行を選択した。この券売機は中国語の画面に切り替えることができ、切符購入時に言葉の障害がなく、出かけやすくなった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月28日