ロシアのプーチン大統領は20日、南クリル諸島(日本名:北方領土)問題において、「日本と取引をすることは一切ない」と明言しました。
同日に閉幕したロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)サミット後の記者会見で、プーチン大統領は「南クリル諸島を日本に高く売り渡すのか」と問われた際、「何も売り渡さない」と答えました。
また「ロシアと日本は隣国であり、双方の関係は高いレベルにある。ロシアは、領土問題を両国の他の分野における協力と結び付けることはない」とした一方、「領土問題が含まれる」平和条約の締結に関する問題については「日本との対話を望んでいる」と話しました。
「中国国際放送局日本語版」2016年5月22日