中国外交部の洪磊報道官は28日、記者会見を開いた。
記者からは、「報道によると、日本の杉山晋輔外務次官は昨日、日本が南中国海の仲裁案に注目しており、単独もしくはG7、ASEANの国と共に声を上げるのが適切だと述べた。中国側は日本側の発言に対してどう論評するか」という質問があった。洪報道官は次のように回答した。
日本の関係者の言葉からは、日本の一部の人間が南中国海問題を誇張し、情勢の緊張を煽り、地域内の諸国の対立を引き起こそうとしており、まるで天下が乱れぬことを恐れているようであることが見て取れる。
日本は南中国海問題で、不名誉な歴史がある。この不名誉な記録を更新し続けることのないよう望む。地域内の諸国は、日本の意図に強い警戒を維持するべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月29日