中国軍機が「攻撃動作」、自衛隊機は離脱=空自OB

中国軍機が「攻撃動作」、自衛隊機は離脱=空自OB。

タグ: 中国,海軍艦,釣魚島

発信時間: 2016-06-29 10:37:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の共同通信は28日、元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男元空将は28日、インターネットのニュースサイトで、東中国海上空で中国軍の戦闘機が空自の戦闘機に対し「攻撃動作を仕掛け、空自機が離脱した」とする記事を発表したと報じた。

記事によると、織田氏の記事には詳しい日時などは記されていない。防衛省幹部は、共同通信の取材に大筋で事実関係を認めた。

記事で織田氏は、中国海軍艦が今月、釣魚島の接続水域や鹿児島県の口永良部島海域などに入ったことに触れ「海上の動きと合わせるように中国機が極めて挑発的な行動を取るようになった」と指摘。

さらに記事によると、中国軍機が空自スクランブル機に対し「攻撃動作」を仕掛けてきた。自衛隊機は自己防御装置を使用しながら、中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したという。この装置は「フレア」だったと分析されている。

中国国防部は、中国軍艦が9日に釣魚島付近の海域に進入した件について、「釣魚島及びその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国軍艦の自国の管轄海域内での航行は合理的かつ合法であり、他国にはいちゃもんをつける権利はない」と強調していた。中国国防部も、中国側が日本の「領海」に入ったとしたことについて、「トカラ海峡は国際航行に用いられる領海海峡であり、中国軍艦が同海峡を通過するのは国連海洋法条約の定める航行の自由の原則に符合する」と応じていた。日本の防衛省も、中国海軍の情報収集艦が鹿児島県・口永良部島付近の「領海」内を航行しても日本の安全に影響を及ぼさず、中国海軍の行為は国際海洋法の関連条約に違反しないと認めていた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月29日

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