日空自機の危険な挑発、中国は軍事衝突に対応する備えを=専門家

日空自機の危険な挑発、中国は軍事衝突に対応する備えを=専門家。

タグ: 釣魚島,中国軍機

発信時間: 2016-07-06 13:16:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

報道によると、日本政府の消息筋は、中国軍機が釣魚島に向け南下するケースが、このごろ多発していると述べた。中国軍機は6月17日に釣魚島に向かい南下し、航空自衛隊のF-15戦闘機が緊急発進した。空自機は中国軍機に警告したが、中国軍機は直ちに現場を離れなかった。空自機と中国軍機は何度も正面から向き合ったという。空自機は危険を回避するためフレアを作動させ、空域を離れた。

中国国防部新聞局は、「日本側の関連言論は白黒を転倒させており、人々の耳目を惑わせている。中国軍のSu-30戦闘機2機は6月17日、東中国海の防空識別圏で通常の巡航を行っていた。日本のF-15戦闘機2機が高速で接近し挑発し、さらには火器管制レーダーを中国軍機に照射した。空自機の挑発的な行為は空の不測の事態を招き、双方の人員の安全を脅かし、地域の平和と安定を損ねる可能性が高い」と表明した。

軍事専門家の梁芳氏は、次のように指摘した。

中国のSu-30は当時、中国の東中国海における防空識別圏内を巡航していた。日本のF-15戦闘機2機は中国軍機に接近し、挑発行為をした。これは極めて危険な動きであり、少しでも手違いがあれば大惨事になるところだった。しかも空自機はフレアを作動させた。火器管制レーダーと作戦システムは直接リンクしており、これを作動させれば戦闘機が戦闘準備状態に入り、いつでもミサイルで攻撃できる。

自衛隊は中国に過度に力を費やしている。中国軍機が離陸すれば、空自機は直ちに離陸し追跡と監視を行う。これは中国機の正常な巡航を妨げ、中国軍機の深刻な脅威となる。これに加え空自機は頻繁に危険な挑発行為に出ているが、これは不測の事態を招きやすく、双方の対峙、さらには攻撃を引き起こしかねない。日本がこれで終わりにしなければ、中国側は完全に対策を講じることが可能だ。

日本側の危険行為に対して、中国は軍事衝突に対応する準備を整え、さまざまなケースを想定し対策を講じるべきだ。次に、中国は世界での宣伝を強化し、類似する突発的事件で真っ先に声をあげ、泥棒の日本に泥棒を捕まえろと先に叫ばせるべきではない。釣魚島などの問題で白黒を転倒させ、中国のイメージダウンを図らせ、世界で「中国脅威論」を喧伝させるべきではない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月6日

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