米国の旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」は、本年度の世界最高の観光都市に関する調査結果を発表した。アジアではタイのチェンマイが首位となった。
同誌は毎年、読者アンケートに基づき、都市、島、ホテル、客船などの格付けを行っている。「トラベル・アンド・レジャー2016 アジア地区トップ10」では、チェンマイが首位となった。
大都市と海の景色に飽きた観光客は、静かで利便性が高いというチェンマイの小都市としての特長を評価した。大都市のようにモノが溢れているわけではないが、チェンマイには特色あるレストラン、ホテル、そして欠かすことの出来ない市がある。水田という象徴的な景観を近距離で眺められるのも、チェンマイの人気の理由だ。市街地で宿泊する観光客は車を30分運転すれば、田んぼの美しい風景を楽しめる。
アジア地区トップ10の2位以下は、ラオスのルアンパバン、日本の京都、カンボジアのシェムリアップ、タイのバンコク、ベトナムのホイアン、インドネシアのウブド、インドのウダイプル、日本の東京、中国のラサ。チェンマイは同誌によって、「トラベル・アンド・レジャー2016 ワールドベストシティトップ15」の2位に選ばれた。首位は米サウスカロライナのチャールストン。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月13日